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パニ障ヒストリー

フラとの出会い、そして昔からの夢「CA」合格を果たす(32~35歳)

私が26歳でパニック障害を発症した際のヒストリーの続きです。
 
 
アメリカで発症したパニック障害。帰国後数年はすっかりなりを潜めていた感じでしたが、「自分にとって快適な空間(前回ブログの飛行機の上級クラスや空いている電車など)」を重視することにより、そうでない空間への苦手意識(人混みや狭い場所での圧迫感や緊張感)がちょっとずつ芽生えるようになって来てしまいました。
 
自分の中で意識していない時は大丈夫なのですが、一度意識してしまうと、アメリカで起こったあの発作の感覚が襲って来そうな恐怖がつきまとう、そんな感じです。
 

そんな頃、32歳で結婚。今まで住んでいた場所よりも通勤時間が少し長くなる街へ引っ越ししました。ただ、その頃はまだ電車への苦手意識はそこまで大きくなかったです。幸いにも始業時間が遅めの会社に勤めていたため、混雑ピークを避けて出勤できたので、何とか大丈夫な状態でした。
 
このような感じで、生活の中で何とな〜くパニック障害持ちだった自分を思い出して来たのがこの頃だったのですが、たまたま家の近所にあったハワイアンジュエリーのショップで見たリングに一目惚れしてしまい、何度かお店に通った末に、作ってもらうことになりました。(オーダーすると、現地ハワイで作ってもらえるお店でした。)その後、ハワイアンジュエリーの魅力の虜になり、立て続けにいくつかリング、バングル、ペンダントなどをオーダー。身につけていたら、何人もの人から「フラダンスやってるの?」なんて聞かれることが多くなって来たのです。
 
そっか、ハワイアンジュエリー付けてるのにフラを習っていないって変なのか?じゃ、最近運動不足だし、健康のためにもやってみようかな、という軽い気持ちで自宅近くで見つけた教室に入ってしまったのです。
 
このことが、のちにハワイにはまるきっかけとなります。
 
ほぼ並行して、35歳の時。
 
子供の頃から憧れていたキャビンアテンダントの夢を叶えられていない自分に、心の奥底で漠然とした不達成感を感じていた自分。この時の仕事はやりがいの面でも収入の面でもとても恵まれていたのですが、どうしても、夢を叶えられないまま一生を終えてしまう自分が悔しい!というモヤモヤ感が残っていたのです。
 
そんな中、たまたまオランダの航空会社Kが客室乗務員の募集を開始しました。どうせ受からないし・・という思いで書類を提出したら、電話インタビュー、筆記試験、グループ面接を次々と突破し、なんと、最終試験まで進んでしまったのです。若かりし頃に受験していた時には、最終面接まで進めたことなんて一度もなかったのに・・・(汗)
 
ただ、K社での奇跡はここまで。最終試験で落ちてしまいました。その3ヶ月後くらいに、今度はイギリスのV社で募集がかかりました。こちらもK社で使った書類を使い回せばいいし・・・という軽い気持ちで応募。実は、過去にも何度かこのエアラインに応募書類を送ったことがあったのですが、一度も書類審査すら通ったことがなかったのに、この時は書類審査パスの連絡が来たのです!その後も、筆記試験、一次面接、グループ面接、個人面接と進み、何と合格通知を手にしてしまったのです!
 
36歳まであと2週間ちょっと・・・という、CAとしてはかなり高齢な部類の受験。若い頃にはあんなに何度も挑戦しても受からなかったCA試験。まさか、この歳で受かるとは。。。子供の頃からの憧れの職業の切符を掴んだことへの喜び、一緒に受験して受かっていった周りの人たちが羨ましくて仕方がなく悔しがっていた思いがクリアに晴れ渡るような感覚、もういろんな感情が交差した瞬間でした。
 
こんなに嬉しくて仕方なかったのに、いざ契約書にサインとなった時に・・・パニック障害への不安な気持ちが沸々と湧き上がって来てしまったのです。それに、V社はイギリスの会社。内定を受けたらロンドンで暮らさなければなりません。その間、主人と離れて暮らすことになることだったり、かなり恵まれていた収入の仕事を手放さなければいけないことだったり、横浜のマンションのローンとロンドンのアパートの家賃の二重苦・・・そんな色々なしがらみを解決できる自信がなかったこともあって、あれだけ恋い焦がれ、憧れ続けてきた客室乗務員への切符を放棄してしまったのです。。。
 
今考えると、この時一番のネックになっていたのは、やっぱりパニック障害だと思います。他の問題は、その気になれば何とかなったことなんです。だけど、パニック障害を理由に諦めることを認めたくなくて、お金の問題を自分の中で作り上げてしまった。。。そういうことだと、後から考えると思います。
 
憧れだった職業への道を、パニック障害への不安から自ら潰してしまった自分。最悪でした。このことは、一生忘れられない出来事です。
 
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